よかった話(去年の話)
僕は趣味で、たまにゲームを作ったりしている。
ここ半年ぐらい、3分ゲー復活やRPGツクールMV発売のおかげか、ゲーム作るの楽しいなぁという気持ちが続いている。 半年も続いたので、そろそろその波も一旦終わるかもしれない。終わらないかもしれない。
この半年でよかったことがあったので、今のうちに書いておく記事。
コンプレックスの話
中学生あたりから、ゲームを作る仕事をしたいと思うようになった。 高校出たあと、それっぽい専門学校に進学。
専門学校1年目は楽しかった。2年目でゲーム作るのが本当にしたいことなのか、向いてるのか、わからなくなって学校にほぼ行かなくなる。半年ぐらい学校行くフリをして淀川の河川敷などを散歩する日々。
就職はしないとまずいと思って、ゲームにあまり関係のないソフトウェア開発会社に就職。 それから10年ぐらい。ソフトウェアの開発は好きだし、気が向いたら家でゲームを作ることもある。このバランスがいいのかもしれない。
しかし、一度志した道を降りたのは事実。学校に行かずサボって散歩していた時期のことは思い出深い。 自分はゲームを仕事にできなかった、ゲームクリエイターになれなかった人間だ。ゲームを作るという行為やゲームクリエイターという言葉に多少コンプレックスが残っている。
去年の話
2015年の12月。あるゲーム制作関連の交流イベントに参加した。
続きを読む2015年
2015年を振り返ります。
ハーフマラソン
1月11日にハーフマラソンに初出場しました。
ハーフマラソン1時間49分だった
— chunkof (@chunkof) January 11, 2015
15km地点で体うごかなくなった
リベンジする
上司、ぼく、後輩と3人で参加。
15km地点で力尽きたぼくは上司にさっそうと抜き去られまして。 その背中が悔しくて憎たらしくて。リベンジしてやるという思いだったのですが 2016年は出ません。今走ったら完走も危うい。
普通自動車免許
3月に普通自動車免許を取得。
無事免許証が交付された
— chunkof (@chunkof) March 20, 2015
気力・体力の限界
30歳にして免許取得。
いつか取ろうと思っていて、ずっと保留していたのですが
- 仕事がそれほど忙しくないタイミングがやってきた。
- ちょうど30歳になるし(入校時は29歳)。
ということで、重い腰を上げることに。
自動車学校に通うのは楽しかったのですが、休日が半日以上潰れるのはキツかったです。よくがんばった。
とりあえず実家の車やレンタカーで走りましたよ。なかなか楽しいですねドライブ。ただ「車ほしい気持ち」と「コストや手間」を天秤にかけ、結局車は買わず。数年後、ペーパードライバー講習に通うことになるかもしれません。
続きを読むツクールMV製の日記を書いた「感想」「運用」
RPGツクールMV(なんでもあり) Advent Calendar 2015 13日目の記事です。
僕は、RPGツクールMV(海外版)を使って日記を書いています。 日記がキャラクターやアイテムとして登場するゲーム(?)です。
https://chunkof.github.io/tkool-diary/
今回は、この日記について
- ツクールで「日記」を書いてみた。
- ツクールで「随時アップデート型コンテンツ(=日記)」を運用してみた。
という2つの観点で書きます。後者は技術的な話を含みます。
1.ツクールで「日記」を書いてみた。
10月26日からツクールMVを使って日記を書いています。考えもなく書き始めて行き当たりばったり更新中です。
書いてみた感想
ゲームを1本仕上げなくても、とりあえず公開できるのが良いです。日々あったことをツクールに落とし込んでいくだけです。ちょっと凝った日記を書いたり、新たにマップを追加したりすると、それなりに時間はかかりますが。
「日記でも書くか」と思いながらツクールを起動するの、なかなか楽しいです。おすすめです。ネタを手軽に仕込める土台を手に入れた!って感じです。
今のところ世界観は適当ですが、適当なおかげで整合性をあまり気にせず更新できます。 しっかり世界観をもった日記をつくると大変だと思います。日記として更新を重ねながら世界観を崩さず積み上げていく。難易度高そうです。
でも、世界観が作りこまれたツクール日記。読んでみたい。 事前準備も更新も大変そうですが期間を短く設定すればできるかもしれません。
続きを読むRPG Maker MV お触り日記
RPG Maker MV (海外版RPGツクールMV)のsteam版を買って、少しお触りしてみました。
ぼくとMV、その最初の思い出の1ページです。
お触り
検証
気になっていたのは以下の点
これだけ今日のうちに確認しておきたかった。
結論から書くと、だいたい全部オッケイって感じでした。
あと
- Windows8でエディタの表示が崩れた問題(私だけ?)
についても書きます。
せっかくなのでツイート埋め込み機能を試すよ。同じこと書くのがめんどいだけだよ。
おっけいおっけい これはバージョン管理しやすそう
— chunkof (@chunkof) October 23, 2015
どうとでもなるな pic.twitter.com/oP3raCAcVQ
#RPGMakerMV
— chunkof (@chunkof) October 24, 2015
Win版でもMac版でもプロジェクトの内容同じ。
DropBox同期もためした。
396MB、1,094ファイルあったので、初回同期だけ時間かかった。
ゆるい同期なので競合は面倒。バックアップ用かな。 pic.twitter.com/KIUGhNPmpG
Gitも試し中。プロジェクトまるごと。
— chunkof (@chunkof) October 24, 2015
Bitbucketのプライベートリポジトリ。
初回pushめちゃ時間かかってる。
LAN内の共有フォルダにリポジトリ作れば早いんだろうけど、外部に保存しときたい。
バックアップについてはそのフォルダをDropBox同期にすればいいけど。
続きを読むBitbucketにpushしてたやつ終わってた。2時間半~3時間弱ぐらい。
— chunkof (@chunkof) October 24, 2015
意図して変更した差分以外だと、特に何も変えてなくてもwin版とmac版で座標補正しあってて毎回差分としてでる?
このぐらいなら許容範囲かな…… pic.twitter.com/HqgJ2m5Xl0
PixReversi審査時コメント(無修正版)
第20回3分ゲーコンテストにPixReversiというゲームを応募しました。
審査時にPixReversiに寄せられた感想コメント。その無修正版を公開します。
感想公開について
運営(トモタカさん)からのメール引用
感想・レビューの作者様側での公開について 感想・レビューは、作者様のウェブサイト等で自由に公開して頂いて構いません。(3分ゲーウェブサイトの公開前に、作者様独自に公開してもOKですし、雑誌や同人誌などの別媒体に掲載して頂いても構いません)
原文公開・編集後公開・備考公開は、すべて作者様の自由です。ただし、ひろく公にするなら「編集後」の項目を公開する事を推奨しております。(どちらかと言うなら、という程度の推奨です)
ここでは原文を公開することにしました。
編集(校正)後のものは3分ゲーのサイトで公開される予定です。
todo:感想が一般公開されたらここにリンクを貼る
PixReversi審査コメントの原文がよめるのは、このブログだけ!
2012_PixReversi 感想(審査時コメント)
面白かったです!空き時間にちょっとプレイするのに最高だと思いました。スマホゲームで配信されたら楽しいだろうな~と思いました!画面内に『←戻る』はあるのに、クリアしても『次へ→』が表示されないので、毎回レベル選択画面に戻らなきゃいけないのがちょっと面倒でした。でも不満はそれだけで、本当に楽しかったです!
どうやったらお題の形になるのか考えて、思ったとおりに解けたときの脳汁感がとてもいい。頭の体操が好きな人はぜひ!
後半の問題むつかしい
お題を33もつくれることに感服お題作成が自分でもできるのが嬉しかった
パズルゲームには疎いので、前例があるかはわからないのですが、前例がないとしたらいいアイデアだと思います。あとはBGMとか、プレイヤーのやる気を出させる仕組みがあればなお良いと思います。
全問解きました!シンプルなゲーム性ながら完成度は高く感じられました。全問やると流石に3分で収まりませんでしたが、単位が短いので3分くらいでも遊べるのはいいなぁと思いました。
ありそうでなかった気がするゲーム。絵面の地味さは否めない。
地味な見た目だなーとおもいきゃ面白い。パズル好きならはまるはず。余計なタメもなくテンポよく進められる。OK!のダイアログがかわいいので、地のパズル画面もかわいくしてほしかった。強いて言えば、クリア後、直接次の未マップに直接進めるとうれしかった。
「ハンバーガー」で断念。パン、肉、野菜、パン、肉、えっパン……!?なんというか、脳の普段使っていない部分を刺激されて、沸騰しそうになりました。リバーシやら囲碁やらチェスやら、盤競技、苦手です。絵や音があると、もっとプレイ意欲をそそられるんじゃないかな、と誰でも思いつきそうなことを思ったりしました。私がガキの頃に遊んだ「マリオのスーパーピクロス」は音楽素敵でしたし、エフェクト気持ちいいですし、左上のマリオが目パチアニメしたりします。ステージ解放条件は、もっとざっくりしていてもいいかも。好きなステージからクリアするのだ!みたいな。印象点。
全面クリア。うーん、面白いアイディアですね。ルールは単純で適当にやっても結構何とかなってしまう懐の深さが興味深かったです。また段階的にセオリーを学べるお題の匙加減も絶妙だと思いました。
作品で唯一Twitterに対応しているゲームで、フリーゲームの真価を感じました。幼い時にリバーシで絵を作っていたのを、そのまま具現化してくれたようなゲームで楽しめます。その分ひっくり返さないようにするという難しさもあるので、じっくり楽しむ人向けです。エディットモードはかなり良。また同時に6色使えることから疑似的に多人数リバーシが遊べるところにも驚きです。欲を言えば、16x16でファミコンゲームのキャラクターを作ってみたかったです。難易度は上がりますけど。
とても楽しかったです。
ヒント機能的なのがあるときららはいいかなと思った。でもオセロだからそれも難しいなぁとかいてて思った。置いていく色の手順が理解できるまで少し時間がかかったので説明書みろ!はもっともだけどゲーム内に簡単なルール、アドバイスがすぐわかるようになってるといいかもね。
ルールは簡単だけど奥が深く、自分でお題を作れるのも良いです。
難しくて未だにクリアできていない面もありますが、とてもハマりました。
頭を使うというよりは、作業に感じて15面まででギブアップ。もう少し難易度上昇が早いか、インターフェイスが洗練されていてクリア後にすばやく次のステージに移れれば、もっとプレイできたかもしれない。
第一印象としては引き込まれるデザインでしたが、しばらく続けるとダレてしまい断念。同じことの繰り返しになっており、難易度の上昇が頭打ちになるのがなんとも。
リバーシと絵合わせが組み合わさったシステムは一見シンプルだけど、奥が深い。コツが判ると思うように組めるようになり、後半にいけばいくほどはまる。
分かりやすいルールと良好な操作性、難易度調整バランスがよいのでスっと入っていきやすいです。難題をクリアするごとに新しいテクニックが身につく構成で「俺スゲー」感が得られるあたり、上手いなーと唸りました。次の2問が開放される点も閉塞感が薄まって良かったです。全問クリアして気分は爽快ですが、詰まった人のためにヒント機能があってもよかったかも?敢えて欠点を挙げるとすれば、UIデザインがかなりシンプル(すっきりして良いのですが)なのと、自分で触るかプレイ風景を見て初めて魅力が分かるタイプの作品なので、スクリーンショットの訴求力が今ひとつ弱く、人に薦めても反応が薄くなりがちな点でしょうか。
脳トレのようなゲームでかなり考えさせられました。オセロのルールを用いたパズルのような。戦略的にオセロを楽しんでいる方にはかなり面白いと思います。色もいろいろ登場し視覚的にも楽しめました。ツイート機能と連動しているのとwebなので遊びやすいのが良いと思います。
パズルゲーは苦手なのですが、全お題の半分くらいまでは熱中して遊べました。いいアイデアのゲームだと思います。
新しいルールのパズルゲームで、クリア時の達成感がありました。
詰めオセロ、シンプルながら知的な面白さが詰まっていて、とてもいいゲームです。大事なゲームです。
これはとても面白いパズル。頭使うし、なるほど!と、うなる問題もいくつかありました。
最後から2問目がもの凄く悩みました。先手先手で考えないといけないのが厄介
お題に沿ったドット絵を作るというのが一番の差別化ポイントとして光っていました。AndroidやiOSなど環境を問わずに動作できれば、3分ゲーの枠を超えて広く支持されるゲームになり得るポテンシャルを持っていると思います。3分ゲーとして考えると、ややお題の数が多く途中で疲れてしまいました。
UIとかきれいで丁寧に作ってある感じがした。
「印象に残った作品」に1票入れました。1番・2番クラスのゲーム性なのですが「3分ゲームコンテスト」の作品かと言われると疑問だったのでその部分は減点。「3分で何問解けるか?」とか「3分以内で問題を作れ!」とかあっても良かったかも。
自分の知る範囲ではありそうでないシンプルパズル。紙とペンでは再現しづらい、コンピュータゲームならではのパズル、という点もプラスポイントだと思います。
感想を受けて
プレイ&感想ありがとうございます。 何度か目を通しました。これから何度も読んでひとつひとつ糧にする所存です。
自分であまり考えてなかったところ的確に突かれてたり。 自分でも気にはなってたけど、改めて言われて「そうだよな~」ってなったり。 途中で投げたって人も感想書いてくれてて、とても参考になります。
Twitterやブログでの感想も読んでいます。
感想を書くまでに至らなかった人もいると思うので、そのあたりも意識して考えたいと思います。
ゲームつくってよかった。参加してよかった。
トモタカさん、遊んでくれた方々、他の応募者の方々、テストプレイしてくれた人、ありがとう。
感謝!森脇健児です!